HOME > 女性の脱毛について > 女性の脱毛症の種類 > びまん性脱毛症
脱毛症の症状は大きく分けて5つのタイプに分類することができます。
それぞれ薄毛、抜け毛の症状やタイプが異なるため、まずは自分がどのタイプなのかを把握することが大切です。
男性型脱毛症のような特定部分が薄くなる症状とは異なり、頭の広い範囲(髪の毛全体)の毛が抜けて薄くなる症状の脱毛症です。年齢的には30代後半からの中年以降の女性に多く見られ、原因は主にストレスやダイエットによるホルモン分泌の異常、病気や投薬の種類などさまざま。男性型脱毛症と同じく、成長することを休んでしまう休止期毛の割合が多くなり、その結果、抜け毛が増え薄毛になってしまいます。しかし、男性型脱毛症とは異なり、特定部分が薄くなることはなく、髪の毛全体が徐々に薄くなるので初期段階はなかなか自覚できません。自分が脱毛症かどうか気付くのは、髪が細くなることでコシがなくなり、自分の意図するスタイリングができなくなった時に感じるようです。髪の毛が少しでも薄くなってきたと感じたら、側頭部や後頭部など、頭部全体をチェックしてみるようにしてください。
脱毛の進行が確認できたとしても、落ち込む必要はありません。それは「びまん性脱毛」は、その原因取り除くことで、髪の毛の脱毛状態から改善する可能性が高い。と言われているからです。逆に精神的に落ち込むことは、ストレスを蓄積してしまう原因にもなるため、円形脱毛症などの他の脱毛症も併発してしまうことも考えられます。まずは医師に相談して、的確な治療を開始しましょう。